実家にいたときは、それなりに自分の部屋は片付いていました。
高校を卒業し、寮暮らしのときも意外と片付いていた私の部屋。
寮を出て一人暮らしを始めると、忙しさもあり、泥棒が入ったみたい…と部屋に遊びにきた友人に言われました。
ドラマ『天までとどけ』のような我が家!
実家にいたときは、中学に上がった頃に、初めて一人部屋を与えられました。
家族が多かったので、ドラマ『天までとどけ』のように二軒部屋を借りていたのです。
と言っても、7人家族なので兄が家を出ると、部屋が一つ空いて私が使うことに。
でも『天までとどけ』と違うところは、ベランダが無い部屋だったので、隣り合わせの部屋の壁を壊して通り道を作りました。
賃貸なのに、なぜか市からお許しが出たようですが子供には詳しい経緯はわかりません。
初めての一人部屋は、散らかることはなかったんですよね。
その原因は、物が少なかったから!
田舎なので、子供が洋服を購入できるお店が無かった。
タンスも兼用だったのと、私の部屋には置いていませんでした。
次兄が家を出たときに、通り道じゃない最初より広い部屋に移動しました。
嬉しかったのを覚えています。
その頃は、高校生になっていて、自分で部屋の掃除機をかけたのはこのときが初めてだったと思います。
一週間でほこりってこんなに溜まると実感!
休みの日は、テーブルや家具の上もたまに拭いたりしていました。
家では食器洗いをたまに手伝うくらいで、家事を教わったわけではないのだけど、学校の掃除の影響ですね。
お布団派だったので、一週間で埃ってこんなに溜まるものなんだなぁといつも思っていました。
今でもよく思っていることですけどね。
そして、掃除が終わった後の心地よさもよく覚えています。
心が乱れると部屋が散らかる!
掃除も整理整頓も、それなりに出来ていたんですよねぇ。
その後実家を出て、寮に入ったときも一人六畳の一部屋だったので片付いていました。
寮の仲間と、駅前まで買い物に行ったりしましたが、それほど買い物が好きではなかったのもあるのかな。
自信をもって言えることは、心が乱れていると部屋が散らかる。
誰かと生活していると散らかりにくい!
実家にいたときも、寮生活のときも嫌なことはたくさんありました。
でも、実家では母親。
寮ではおじいちゃんとおばあちゃんが管理人で、おばあちゃんの方が口うるさい人で…。
怒られたくないのと、人目もあってイライラしてるときでも部屋の中は乱れずキープ出来ていました。
でも、会社を辞めるので寮を出ることになるんだけど、それが決まってからはテーブルの上に、山のようにものがぐちゃぐちゃに置かれる日が続きました。
片づけなきゃと思って、テーブルの上に物をぞんざいに置く。
そのテーブルの上の山を見て、凄いぐちゃぐちゃと他人事のように少し思いながら。
片づけなきゃという気持ちはあるんです。
でも、手が動かなくて、じーっと見つめていたこともありました。
私は今、糸が切れたような精神状態なのかなと分析している自分がいたりして。
コンビニ弁当の容器やコンビニの袋が散乱!
会社を退社し、寮も出て引っ越し本当の一人暮らしが始まりました。
比較的就職先は、すぐに見つかったのですが仕事が続かない(笑)
笑い事じゃないんだけど。
でも仕事を、2、3個掛け持ちしていたこともあって、休みの日には食事もとらずに一日中眠っていたりしたことも。
そのおかげで、知人に心配されるくらい短期間で痩せました。
でも、料理は作らない。
コンビニ弁当の食べ終わった容器を片付けるのも面倒で、部屋の中に置きっぱなし。
コンビニの袋は、別の場所に置きっぱなしだったり。
それが当たり前のようになっていきました。
でもときどきは片づけなきゃと思ったりしたけど、体力の限界と、どこから手をつけていいかわからない。
一人暮らしが寂しくて、遊びに行っていたのもあります。
泥棒の入った家…と言われた!
職場で仲良くなった年上の女性の家に、たまに遊びに行っていました。
部屋も片づけられないのに、ひょんなことから猫を飼い始めてた私。
その女性は猫が好きで、飼いたいと何度か言っていました。
でも子供が小さくて、ペットにまで手が回らない様子でした。
その日も、彼女の家に遊びに行っていたら、急にうちに行きたいと言いだして…。
そんなに近い距離じゃないのだけど、猫が見たいからだという気持ちはわかっていたので、部屋の中ぐちゃぐちゃだよと言ったのだけど断り切れず。
そして一緒に、私の部屋に来た彼女の口から思わず出た言葉。
泥棒が入ったみたい…でした。
静かにつぶやくように言っていたのを今でもよく覚えています。
テレビに出てくるような汚部屋!
確かにテレビドラマに出てくる、男の一人暮らしの汚部屋をそのままイメージできるような部屋。
そんな散らかり方でした。汗
先輩にちらっと、泥棒が入ったみたいですかと気になって言うと。
でもそんなことないよと優しい先輩はフォローしてくれたけど。
先輩の家の中がきれいにしていたので、余計にそう思ったんでしょうね。
ついポロっと、心の声が出てしまったんだろうなぁと思いました。
この本、読みやすくておすすめです。
整理整頓が苦手な人は、ぜひ読んでみてください。