前回の終わりが、本物の篠田はもう亡くなってる、あなた誰?と衝撃的でした。
なので今回こそは、篠田の正体がわかると思っていたけど、麗子は話したくなければいいだって…。
秋元康みたいに、引っ張るだけ引っ張るならキツイなと思っていたけど、最後に篠田が自分で身分証明書を出してきました。
津々井が痴漢の冤罪で弁護する麗子!
麗子は、篠田にあんたいったい何者と聞いたら、言いたくないと篠田。
一瞬子供かっと突っ込みたくなったけど、その後の麗子がもっとビックリで。
そう、言いたくなければ言わなくていい。
この話はこれでおしまいで終わっちゃったよ。
よく考えたら、調べようと思えば調査会社などで、篠田の正体突き止めることできると思う。
それは、頭のいい麗子ならわかっているはず。
それをしないのは、栄治が死ぬ間際、しのだをたのむとメッセージを残した理由に気づいたのか麗子。
それとも、これからも一緒に仕事がしたいのかな。
直後に篠田は、小笠原家の墓に行き手を合わせていた。
自分の先祖の墓なのかと最初思ったけど、殺人を犯したと言うその亡くなった人物が眠るお墓かも。
事務所に戻ると、麗子の携帯が鳴り、嬉しそうな顔をした麗子に一瞬どうしたのと思ったら、まさか先生までそちらにいらしたなんてと言うと、すぐに津々井が映ったので納得。
何で痴漢なんてしちゃったんですかって言われ、津々井怒り出したので本人が言うように冤罪なんだろうけど。
車が壊れたから15年ぶりに電車に乗ったらしい。
自分の事務所の人間に頼めばいいのにと思ったけど、事務所にはおたふくかぜで一週間休むと言ってある。
事務所の人間に、痴漢でつかまったなんて頼めるわけないでしょと言うのを聞き、それもそうだねと気づきました。
津々井が懇願してるのに、専門外です。
お金にならない仕事しないのでと、去ろうとするいつもの麗子。
社食に脅迫状!黒丑の太客が泣きついてきた!
ヒグマ食品の案件もお付けしますと言うと、麗子は振り向き笑顔。
顧問をしているヒグマ食品と13時に約束をしていると言うと、お任せくださいだって。
そこに黒丑から電話か掛かって来て、喫茶店に行くと黒丑の太客・山谷典子(高田聖子さん)と一緒で一人で話してる。
父が死んだのはあの女のせいに決まってると、ヒ素を少しづつ飲ませあの女が衰弱死させた。
後妻業だ、酷いでしょと言われ話しを合わせる黒丑。
とにかく妻になれば、相続権を有するのが日本の法律と言って去ろうとする麗子。
しょうがない、私も着いてくわと典子。
篠田が事務所にこっそり戻ると、麗子からの電話で今からヒグマ食品に行って繋いでおいてと。
篠田は事務所を辞めることになると覚悟していたと思う。
少しあっけにとられていたし。
篠田のつなぎにうんざり気味のヒグマ社員。
やっと麗子が来て、総務部長の武藤(谷川昭一朗さん)と商品開発部の木村(川島潤哉さん)が挨拶をすると、一兆円を超えるM&Aをひかえている中、ご心配でしょうお任せ下さいとまた嬉しそうに言う麗子。
要件はそのことではなく、昨日脅迫文が届いた件だった。
5月23日の社食のシチューに毒を混ぜるという内容。麗子何これって言っちゃってるし。。。
部長は、シチューは食堂のメインメニューですと心配し、レストランの責任者の小野(西山繭子さん)を紹介した。
小野と木村は仲が良くなさそうでした。
篠田が綺麗なお店ですねと褒めると、小野はスタッフ一同自分たちの料理に誇りを持っていますと嬉しそうに言った。
閉店させるべきですよねと木村が言うと、小野が嫌がらせに屈すると言うんですかと即反応。
木村が、責任者なら客の安全を第一に…と怒り出し部長が止める。
社員食堂に力を入れているし、土日には様々なイベントも行っていて会社の顔だと総務部長。
警察に相談するべきなのだが、M&Aを控えているから穏便に済ませたいということらしい。
話がまだ残ってるのに、せっかく来たのでお昼を食べていきますと麗子はメニューを見に行く。
そんなにお腹すいたのと思ったら、それが伏線だったとは。
シチューがお皿から少しこぼれてると、社員を注意する小野。
津々井が一応釈放されたようで、麗子と事務所に来ると篠田が、お勤めご苦労様ですって。
温かい食事を用意したのはいいけど、シチューって。。。
昨日もシチューを食べた麗子が文句を言うと、ヤマのようなシチューの元が積んであって仕方ないでしょと篠田。
日付にはどんな意味があるのかと津々井が考えてると、単なる嫌がらせ、いたずらよと麗子。
篠田は、アガサクリスティーのミスマープル(おばあちゃん探偵)の話しを始めた。
アガサクリスティー好きなので、ミスマープルも知ってるけど今回はオリエント急行の殺人に近かったよね。
津々井が小野と木村が同期だと話すと、出世した小野に恨みを持った木村が脅迫状を送り付けたと篠田が予想するとバカバカしいって麗子…。
そこに木村から電話で、社内中に5月23日の社食のシチューに青酸カリ、ヒ素、トリカブトトッピング無料のビラがまかれたと。
昨日の出退勤を調べるように篠田から言わせた。
そこに紗英がまた来ると、なんで津々井先生がと言われ捕まったのよと麗子。
弁護士がクライアントのそういうこと言っちゃうのまずいでしょと思ったら、やはり津々井に注意されていた。
何して?と聞かれまたすぐ、痴漢て言っちゃったよ。
汚らわしいって紗英に言われた津々井。
ちょっとかわいそう。
私はやってませんとすぐに言っていたけど。
私は鞄と傘を持っていたと言う津々井に、何で雨が降っていなくてもいつも傘を持っているのか聞かれ麗子が先に答えた。
英国紳士を気取ってるのよと。
津々井は、本当に私の冤罪を晴らす気があるのかと怒り出した。
無理だと思います。先生もよくご存じだと思います。
痴漢の冤罪をひっくり返すのがどれほど難しいかと聞き、そういう映画あったよなぁと観に行ったのを思い出しました。
典子が印鑑が無くてお金が引き出せないと!
麗子は昔、片手で名刺を渡したり電話出てため口で話していたんだって。
津々井先生も大変だったろうに。
一年目から自分の側で教育してきたから、なんだかんだで可愛いのかも。
津々井の文句は止まらず、会社の備蓄色を全部食べたり、今麗子が通っているいろんな高級店はすべて私が連れて行った。
酢飯が無くなるまで食べたり…それを止めるためか麗子が、奥さんが離婚だって言ってましたと。
妻に会ったんですかと聞かれ、そういう趣味があるのか確認したくてって、弁護士としては優秀だけど、これだけお世話になっていたら妻に聞かなくてもわかる気がするけど。
津々井は、妻にも内緒にしていたとは。
おたふく風邪の自主隔離でホテルに…と言っていたよう。
示談で済ませた方がと言っていた矢先に、先方の弁護士から内容証明が届き示談にするつもりはないと。
今から来ると弁護士から電話があった直後、階段の音がして…来たのは黒丑と典子だった。
典子の父親の後妻が、実は籍が入っていなかったことが分かりそれなら一安心だと麗子。
実家に父の遺品整理に行ったら、女がタンスの中から通帳を取り出したのでそれを叩き落としたと。
典子は空手の黒帯だと黒丑が。
暴行罪に問われますよと、すぐに津々井が言った。
女が押しのけて逃げたので追いかけてすぐ捕まえたと言うと、典子さん陸上部だったんですとまた黒丑。
笑いそうになった。
膝に手をついたと思ったらそれっきり。
つまり死んでしまったと。
ハンコが無くてきっとあの女がどこかに隠したんだ。
父親の口座からお金が引き出せなくて、困っているという話でした。
女性の弁護人の名刺を見て気になると津々井!
黒丑と典子が帰ると、すぐに若松弁護士が来て、こんな大きな事務所の…と麗子が言うと、被害者とは以前お付き合いがあったと言い徹底的にやって欲しいと言われた、示談はあり得ないと。
段々態度が大きくなり、町弁と小馬鹿にしていた最悪な男。
篠田と津々井が隠れていると、津々井が篠田にあなた何者?森川製薬の件の時調べたと。
我慢の限界だったのか麗子、立ち上がり受けて立ちます。
もちろんこちらのクライアントも示談を望んでいないと。
若松の名刺を見て、どこかで聞いたことがあるようなと言いだす津々井。
翌日、ヒグマ食品社食の出勤表を見て、クリーンすぎるほどクリーンな労働環境に疑問を持った麗子。
被害女性は嘘をついていた!
業者のふりをして紗英と黒丑、津々井も自ら自分の事務所から今までの弁護記録を持ち出してきた。
またヒグマ食品からの電話で、社食の蛍光灯が外されていたと心配する電話。
麗子は心配ありませんと言い、出勤表の過去三年間の分を見せてくださいと言って電話を切った。
また典子が事務所に来たよ。
あの女が死んだのは自分が追いかけたせいだから、事情を聞かせてくださいってと慌てていた。
典子が落とした資料を紗英が拾うと、ハヤテ自動車への集団訴訟事件で津々井が思い出した。
麗子がそのときの原告側に女性は?と言い、履歴書を探すとその中に痴漢と叫んだ女性がいて平謝りの弁護士。
町弁とか馬鹿にしてるからだよ。
麗子は極めて悪質と、罪名を並べ立てた。
女性は東北か九州の職場を選べと言われ、再就職できなかった原告側が半分もいたと。
ドアの前で話しを途中から聞いていた津々井が、部屋に入ると謝罪する女性に、再就職先の斡旋がずさんだと知らず最後までフォローしなかった自分の責任でもありますと謝罪。
彼女への訴えもしないと言った津々井。
社食の犯人は全員だった!
こちらの件が解決したと思ったら、木村からの電話で後二時間しかないと言われ、いつも通り開店してくださいと麗子。
黒丑と紗英が食堂にいて、カメラを持たされた黒丑と紗英が注文に行く。
紗英が白いシチューを注文すると、事情を知らない黒丑がいいなと言い黒丑にシチューを注文させる紗英。
篠田が徳丸が注いでいないことに気づくと、小野が徳丸は無断欠勤だと言った。
黒丑がシチューを食べようとすると、社員たちが注目しているのがわかった。
黒丑が美味しいと言うと、篠田も津々井もホッとしたけど麗子は、殺す気なら最初から日にちなんて指定しない。
犯人はシチューに毒物を絶対入れないと言うと、なぜか聞かれ自分たちの商品に誇りを持ってるから。
麗子は、食堂にいる全員が犯人と言った。
動きが止まる社員たち。
場所はお寿司屋さんに替わり、津々井が麗子と篠田にご馳走している。
大間のマグロをやっと食べられて、喜ぶ二人。
ヒグマ食品の事件の話になり、動機は休みたかった。
食堂は土日も営業、商品開発にイベントやレシピ本出版で休む暇が無かった。
従業員全員だったことに、津々井も驚きを隠せない。
今日は徳丸君のお母さんの三回忌なのに、休ませてもらえず社食を休みにするために徳丸が脅迫状を送ったけど休みにならず、それを知った社食の仲間たちが嫌がらせに協力した。
小野は、私の大事な店を傷つけるような真似をして許せない。
訴えるというと津々井は、それなら私は一人ずつ聞き取り調査をしないといけない。
サービス残業が常態化していたのではと言った。
また何かあったらお願いしますねと津々井が麗子に言うと、お断りしますと言い、津々井が車が壊れて電車に乗ったというのは嘘で、奥さんを尾行していたと。
最近様子がおかしいとすぐに認めた津々井。
麗子は浮気ではないと言い、一枚のチラシを出した。
純烈だって。純烈の皆さんドラマ出演おめでとうございます。
篠田が殺人犯だと!
篠田は私の助手ですと麗子が言うと、篠田が泣き出した。
後日、印鑑を飲みこんだことが原因で典子の父親の女が亡くなったと報せがあった。
麗子の前にぬか漬けの入れ物を置くと、篠田は中から袋に入れた身分証明書を何枚も出し、名前も数人の名前だった。
そして、自分は殺人犯だと言った。
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ドラマ『元彼の遺言状』の原作は、小説でタイトルは同じのと、剣持麗子のワンナイト推理の二冊です。
元彼の遺言状は、第19回【このミステリーがすごい!大賞】の大賞を受賞しています。
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この記事のアイキャッチ画像は、公式ホームページからお借りしています。